公式HPに、バルセロナの関係者の試合についてのコメントが紹介されています。
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●ラポルタ会長
(LFC公式HPより)「私はスティーブン・ジェラードが大好きなんだ。彼はリバプールの象徴だ。私は先週末TVを見ていて、リバプールとACミランのチャンピオンズリーグ決勝のリプレイを見たよ。
あの試合のジェラードを見ると非常に心を動かされる。シャビ・アロンソとゴールキーパーも重要な役目を果たしたが、ジェラードはチームの心臓だった。試合の後、彼がサポーターと喜びを分かち合おうと駆け寄って彼らに声をかけた時、私はとても感動したよ。
我々のキャプテン、カルロス・プジョールもジェラードと似通ったやり方でバルセロナを代表している。彼は常にチームのことを考え、チームメートの誰よりもチームに貢献している。チームメートには親切であり、そしてファイターだ。
他の選手では、ピーター・クラウチが我々にとって難しい存在だ。彼はバルセロナを訪れ、我々のプレーを見て行ったよ。クラブには、彼をバスケットボールの選手だと思った人間もいたが、私は彼らに『違う、彼はリバプールの選手だ。』と教えたよ。我々のディフェンダー、ラファエル・マルケスはヘッドが強いが、クラウチは足で決めるのもうまいということを我々は知っている。
(アウェイの)試合は我々にとってタフなものになるだろうが、私はセカンドレグを楽しみにしているんだ。アンフィールドはビッグマッチで非常に盛り上がると聞いているからね。
私はリバプールに今まで行ったことがない。ビートルズを愛する私の年代の人間にとって、一層大きな意味を持つ場所だよ。彼らが演奏を始めたカヴァーン・クラブに行きたいね。」
●ヨハン・クライフ
(LFC公式HPより)「バルセロナ対リバプールはもちろん、チャンピオンズリーグの中で完全に最高の試合だ。
巷で言われているところによれば、バルセロナには問題があるはずはないそうだ。しかしこの間リバプールのプレーを見て、私はディルク・カイトとピーター・クラウチの前線はすばらしい力を持っていると言わなくてはならない。
彼ら二人は非常に良いパートナーシップを形成している。例えばクラウチは人々が思っているよりもテクニックがあるし、カイトはポジション取りがうまい・・・そして彼らの空中戦は誰もかなわないだろう。
もしバルセロナが後ろに押し込まれるようなことになったら、スローインとセットプレーは全て難しいものになるだろう。イングランドのチームと対戦する時は、可能な限り自陣のゴールから遠ざかっていなくてはならないんだ。
バルセロナのトレードマークは、リバプールのラインを崩す速いスピードの試合運びだ。そして、スティーブン・ジェラードのような危険な男のいる中盤のラインを、カイトやクラウチと繋げてはならない。
バルセロナは今の段階ですばらしいプレーをしているとは言えないが、長い間怪我で離脱していたサミュエル・エトーとリオネル・メッシが回復しており、彼らが戻ってプレー出来るかもしれない。それは大きな違いをもたらすだろう。」
●ライカールト監督
(SKY Sports)「(バレンシア戦の敗北は)水曜の試合に向けてはいい教訓だ。リバプール相手にあなどってはならないということを思い出させることになる。直近の試合に勝っていないのであれば、その次は勝利が必須になる。」
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ラポルタ会長のコメントは抽選の時といい、本当にカヴァーン・クラブに行きたいんですね。クラブがついでなのか試合がついでなのかどっちなんだ(笑)。
プジョールもとてもいいキャプテンですね。彼の献身的な力いっぱいのプレーには心を打たれます。ジェラードというよりもキャラガーに似ているような気がします。スペイン代表の試合で、ルイス・ガルシアのために試合終了後真っ先に審判の所へ行って、ボールを記念に貰っていたのが忘れられません。
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