ボルトン戦後の両監督のコメントです。
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●サミー・リー
(公式HP)「リバプールの選手たちがゴールを決めるのを見るのは、いつだって良いものだ。それがロビー・キーンでも、ディルク・カイトでもサミ・ヒーピアであってもね。
ロビーは疲れを知らずに働き続け、前に出続けていた。われわれはあの男の能力を知っており、だからこそ彼をここに連れて来たんだよ。君たちが彼と話をしたらもっと良い答えをくれるかもしれないが、私に言わせれば、彼が自信を失っていたことは決してなかった。
我々がロビーの能力に疑問を持ったことはない。 彼の運動量と献身、そして彼がこのクラブにもたらしているものは非常に大きい。我々は彼について疑問を持ったことはないよ。彼の能力は知っている。
ホームでの勝利というのは常に重要だ。相手チームを誉め称えてばかりいるわけにはいかないから、我々は最近のホームでのパフォーマンスを引きずらないように努力したよ。我々のプレーにおける根気強さと質は最高だった。観客の根気強さもまた印象的だったね。彼らは試合を通してずっと我々と共にあった。彼らは我々が何をしようとしているか、理解していた。それはボールをパスで回し、ピッチのワイドなスペースを使ってチャンスを作ることだった。
(ラファについて)彼は病気の間中、完全にコントロールをしていたよ。あの痛みにもかかわらずそれをやっていたのは、その人物を測る指標だ。彼は進行中の全てを完全にコントロールしていたよ。
彼は自分のプランを実現するために、すばらしいチームを整えて来た。だから彼が不在であっても、我々はプランを維持していた。しかし今日彼が戻って来たのは良かったよ。
首位にいるというのは非常に重要なことだ。我々はトップである準備はできているし、ニューカッスルとの戦いに首位で挑めるのはうれしいね。うまく行けば我々は試合の時までに疲労を回復するだろう。それが難しい仕事であることはわかっているが、試合を楽しみにしているよ。
まだ12月なのだから、我々は浮かれているわけにはいかない。しかし今年最後の試合となるニューカッスル戦をこの順位で挑めるのは良いことだし、嬉しいよ。我々の進歩の証明だ。現時点で我々は首位だが、ニューカッスルとアウェイで戦うのが困難だろうということはわかっている。
試合に勝つために我々は準備をする。他のチームよりも勝利を挙げれば、うまく行けばトロフィーを獲得できるだろう。それが我々のクラブの本質だ・・・勝利することがね。
(トーレスの状態を尋ねられて)彼に準備ができた時が、我々が彼の起用を決断する時になる。今は彼は懸命にリハビリを頑張っているよ。
(SKY SPORTSより)決して簡単なことではないが、我々は忍耐を見せてボールをパスで回し続けた。先取点を決めることはいつでも鍵となるが、その後もしっかりとまとまり、できれば2点目、3点目を決めることを目指さなくてはならない。 我々のプレーには我慢強さがあったが、すばらしい能力もまたあった。そしてファンは本当にすばらしかったね。
彼(キーン)はものすごい選手であり、このフットボールクラブのすばらしい財産だ。
(チェルシーとユナイテッドも勝利したことについて)彼らの結果は知っているが、自分たちのやることが全てであり、それに疑問の余地はない。我々は集中を保ち続けなくてはならない。それが簡単ではないことは知っているが、他のチームのやっていることを窺うのではなく、自分たちの仕事だけをしっかりとやらなくてはならないんだ。」
●メグソン監督
(BBC)「非常に落胆させられる結果だ。隔たりは今や明白だ・・・差は常に存在する・・・プレミアシップのトップ3か4と、他の全てのチームとの間にね。
我々が許したゴールの失点の仕方には懸念を感じたよ。その内の一点は、我々の蹴ったコーナーから直にのものだった・・・相手キーパーから始まり、6秒後には我々のネットに入っていた。ああいう失点は、このレベルでは容認できるものではない。
(ケビン・デイビスを外して4-5-1のシステムを採用したことについて)中盤を選手で埋めるためにそのシステムを採用したんだが、明らかに機能していなかったので、システムを変えたよ。それで最初の頃にはタイトにキープし始めることができ、同点に追いつくことを願っていたんだが、彼らを苦しめたのは最初のほんの数分間だけだった。
我々はアンフィールドで4-4-2ではプレーしたくなかった。それをやれば、リバプールはバターをナイフで切るように易々と相手を破って来る。我々がもっと前線に人数をかけようとした後半に、そういうことが何度か起こっていた。」
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今日の試合は、アンフィールドのファンたちも久しぶりに爽快な思いをしたでしょう。今季一番と言える快勝でした。これでキーンが波に乗り、インスーアやエル・ザールが自信をつけ、そしてトーレスが戻って来てくれれば最高です!今日は彼はスタンドでしたが、回復が100%確認されない限りは決して急がないでいてくれる方が安心です。
ラファは元気そうでしたね、少し痩せたでしょうか。回復してもベンチに入らずにディレクターズボックスに座ったのは、彼の不在中にチームを率いてくれたサミー・リーに敬意を払ってのことではないかと思います。ニューカッスル戦にはベンチにその姿が見られるでしょう。
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