「アンビリーバブル」byラファ

チェルシー戦後の、両監督とキャプテンのコメントです。
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●ラファ（Sky Sports）
「あの判定はミスだったと思います。信じられません。この判定をどう受け入れられますか？信じられませんよ。チームがあれほど懸命にがんばっている時に、こんな風に試合を変えられてしまうんですからね。
（スタイルズ主審に試合後抗議するかという問いに）いいえ。既に明白なことですし、彼はビデオを見られます。私たちがなぜこれほど落胆しているか、彼は理解できるかもしれませんね。全く信じられません。

私たちは非常に優れたチームに対して、何度かチャンスを作っていたと思います。チェルシーは非常に優れたチームであることを、私たちは知っています。明らかに試合はコントロール下にありましたが、こういう類の判定があるとは、説明し難いものがあります。おそらくは彼は常にプレッシャーを受けていたんでしょう。何にせよ、あまり多くを語りたくはありません。

トーレスは彼の持つ能力を証明したと思います･･･速さとすばらしい決定力、本当に良いゴールでした。あらゆるストライカーにとってゴールは重要ですが、彼にとっては特に重要でした。彼はプレシーズンの間にファーストゴールを決めており、ホームでのもう1本は非常に明るい材料です。」

●キャプテン（Sky Sports）
「（チームは勝利に値していたかと聞かれて）そう思う。ものすごくアンフェアな判定で、チェルシーは今日1ポイントを得たと思うよ。でも、僕たちは今日、自分たちがタイトルに挑戦できる力があることを証明したと思う。
今日の審判は良い出来ではなかったね。チェルシーの選手たちからのプレッシャーが大きくて、それでとうとう壊れてしまったんだろう。

今日は痛み止めの注射を打っていたから、調子よくプレーできたよ。イングランド代表のユーロ予選に備えて、僕には休みが必要だ。スティーブ･マクラーレンとはこれまで2度ほど話したし、明日も話すと思う。肝心なのは、ビッグゲームに向けてしっかりと準備を整えておくことだ。
もしも明日レントゲンを撮ってヒビが治っていたら、僕はイングランド代表でプレーするよ。でもレントゲンを撮ったのは3日前だし、つま先は骨折していたから、それはちょっと無理な話だね。」

●モウリーニョ監督（Sky Sports）
「（PKを与えられたのは幸運だったかと聞かれて）わからないね。しかし不運だったことは数え切れないほどあるし、特にこのスタジアムでの審判の判定はそうだった。私にはわからない。審判にとって難しい試合だと思うよ。
ピッチにいる全ての選手が、審判を助けようしているわけではなかった。彼らのうち2、3人が、おそらく文化の違いなんだろうが、審判を助けてはいなかったね。しかし二つのビッグチームがアンフィールドで対戦するというのは簡単ではない。総体的に見れば、スタイルズ氏は断固とした試合をしたよ。

（BBCより）今シーズンは、私は他の監督の意見にコメントを述べるためにここにいるわけではない。あの出来事のリプレイはまだ見ていないし、あの時点では何が起こったか判別するのは難しかった。
ラファには彼の意見があり、私には私の意見がある。私は試合は良いものだったし、公平であったと判断した。
私がここへ来て以来、このクラブ同士の対戦はだいたい引き分けで終る。今日は彼らは前半に優勢で、我々は後半のスタートに優勢だった。

今シーズン我々が許したゴールの数に、私は満足していない。しかし決めたゴールの数には満足だ。人々は我々の攻撃的なスタイルを誉めるべきだね。ある意味では新しいチェルシーと言えるが、同時に古いチェルシーでもある。我々はこのやり方で戦って既に結果を出しているからね。」

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キャプテンはやっぱり痛み止めを打っての出場でした。しかし全く怪我を感じさせないプレーでした、さすがです。判定についてあれこれ思っても仕方のないことなので、中盤の真ん中のアロンソとキャプテンという組み合わせがチェルシー相手にしっかりと機能したこと、危ない場面をほとんど作らせずに多くのチャンスを生み出したことなど、良いパフォーマンスを喜ぶことにします。それぞれが個々の役割をしっかりと理解し、プロフェッショナルな仕事をしてくれました。これからに大いに期待します。