リーグ戦にむけて、キャプテンとラファのコメントです。
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●キャプテン
(タイムズ紙)「(調子の上がらなかった時期を)乗り越えて、僕はがらっと変わったよ。ゴールを続けているし、すばらしい感覚だ。僕たちはトップスピードで進歩を続けていて、まだペストには達していない。一方で、アーセナルが現時点で彼らのポテンシャルをフルに発揮していることについては、異論はほとんどないだろう。
彼らは絶好調で、一皮むけたプレーをしている。しかし彼らは、僕たちや、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが既に経験したような、キープレーヤーが負傷するという問題を経験していない。もしも彼らがキープレーヤーを2、3人失ってきわどい試合に直面した時に、彼らがどんなパフォーマンスが出来るか、興味深いことになるだろう。
僕たちが出来る唯一のことは、自分たちの本来のプレーをして勝利を続けることだ。アウェイの成績は昨シーズンから比べて大きな改善を見せているし、ホームでの方をもっと改善しなくてはならないのはわかっている。しかし、周りが僕たちがタイトルから脱落したとかもがいているとか言っているのは、それは間違いだ。11月の第1週の時点で、僕たちは昨シーズンの今よりも良い位置につけているんだし、ほとんどのチームを尻目にリーグ無敗を続けている。5月が来て結果が出てくる頃に、僕たちがどの位置にいるか見ようじゃないか。
今の段階で、僕たちは昨シーズンよりもトップに近い位置にいる。そしていつもよりずっと良いスタートも切れた。11月で脱落だって?僕はそうは思わない。」
●ラファ
「チャンピオンズリーグでのパフォーマンスに私は満足していますが、次の試合で誰を起用するかはまだ決めていません。彼らの体調を見て、パフォーマンスを分析してからになるでしょう。
状況は私を悩ませてはいませんよ。私は、良いプレーをしてくれると信頼できる4人のストライカーから選手を選ぶことができるんです。しかし、人が私に疑問をぶつける理由は理解できます。
私はクラウチに満足しましたが、ボロニンが得点こそできなかったものの、私たちの快進撃にとって彼がベストプレーヤーだったことを、繰り返して言っておかなくてはなりません。選手全員が良くやっているのを見るのは嬉しいことですし、どの選手がチームに入るか決断するという問題は、私はむしろ持っていたいですね。ミッドウィークの勝利は、一人か二人の選手の働きというよりも、チーム全体の働きです。
クラウチは良かったです・・・それ以外の印象を述べたくはありません・・・しかし、私たちが彼をこのクラブに連れて来たのは、彼が優れた選手だとわかっていたからこそです。
ボロニンは得点こそしませんでしたが良いプレーをし、ベナユン、バベル、アウレリオ、アルベロア、彼ら全員が良いプレーをしてくれました。私の選手たち全員が最高のプレーをしてくれるのを見るのは嬉しいですよ。
トーレスは今週プレーできるまで回復しており、フルハム戦ではチームに入るでしょう。しかし、彼を使うかどうかは決断が必要です。もしも明日、カップ戦の決勝のチームを選ばなくてはならないとしたら、私が言えるのは、二人の優れたストライカーを選ぶだろう、それだけです。
彼は一人の新加入の選手であり、チームの他の誰もが同様です。私には4人のストライカーがおり、彼らは横一線で、ポジション争いのために競い合わなくてはなりません。」
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フルハム戦のスタメンは誰になるのか?あの大勝の後ですから、ラファにとっては難しい決断になるでしょう。ベジクタシュ戦は相手の守備が緩かったですから、同じパフォーマンスを同じ選手たちがプレミアで発揮することができるのかはわかりません。個人的には、バベルが当たりの厳しいプレミアであのポジションで果たしてできるのか、とても興味深いです。
ラファはあの通りの頑固親父ですから、周りの意見に流されずに自分の判断で決めるんでしょうね。
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