モウリーニョのスポークスマンを務めるEladio Paramesが、リバプール就任のうわさについてステートメントを出しています。
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●Eladio Parames
(Liverpool Daily Post)「(一連の報道は)常軌を逸した、悪質な発想です。一部のメディアは、倫理的に言えばやらなくてはならないはずの、これらの報道の信憑性を測ることもせず、絶えずジョゼ・モウリーニョの名前をさまざまなクラブと結びつけています。
無節操なプレスが、いろいろなチームの論争を呼んでいる状況から利益を得ようとしてモウリーニョの名前を使う、そういう最近起きている事態は容認できません。」
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スポークスマンもモウリーニョさん同様、言葉が激しいですね(笑)。だからこそプレスは、表舞台から退いた今も彼の名前を使いたがるんだと思います。ラファとの論戦も面白かったですからね~。
レッズに関する報道は、ほんの少し前の流行は「クリンスマン」、今は「モウリーニョ」と「DIC」になったようです。「オーナー」「解任」は継続中。「DIC」についてはオーナーの資金借り換えに絡んで以前からちらほら出てはいましたが、
ガーディアン紙の報道でにわかに元気づいて来ました。ちょっと気になる話なので内容をざっとご紹介しますと・・・
・ジレットとヒックスはthe Royal Bank of Scotland(RBS)からクラブ買収資金を借用しているが、その返済期限は2008年2月。株式に£174.1m、クラブの負債を肩代わりするために£44.8m、さらに昨夏の移籍金、新スタジアム開発設計費用、利息を含めて総額は£350mになっている。
・オーナーはRBSへその借り換えを働きかけているが、国際的な貸し渋りもあって交渉は難航。銀行はオーナーそれぞれに£20mのキャッシュを保証金として託すように求めたが、少なくともオーナーのうちの一人はそれが準備できない。その件に関してジレットとヒックスは昨夜コメントを拒否。
・オーナーたちが負債の支払いが出来なければ、クラブはRBSのものになるかもしれない。
・しかし、現実的にそういう状況になることは極めてありそうにない。パリーとムーア名誉会長は、2度目の買収に向けて門を開いたと考えられている。
・中東のソースは、DICが依然としてリバプールに興味を持っていることを確認している。DICは昨夜コメントを拒否したが、クラブの財政問題を一気に解決できるだろう。以前に£1billionと言われた価格は一笑に付されたが、その半分の£500mでの買収になれば、現オーナーはそれぞれ£75mの利益を得ることになる。
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