ファの3度目の手術について、サミー・リーがコメントをしています。
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●サミー・リー
(公式HP)「ラファ・ベニテスは知っての通りの人物だから、彼にとって困難な時期だよ。彼の望みは選手と共にトレーニングピッチに立つこと、それが全てだからね。それこそ彼の得意とすることだ。しかしそれでも彼はすぐ元気を回復するよ。
彼は3度目の手術を受けることになるが、我々は彼があまり長く離脱はしないことを願っている・・・上手く行けばほんの2日だろう。
ラファがしっかりと整備して来たものは全く賞賛に値する。彼の細かいことへの配慮と組織作り、それは、例え我々の中の誰か1人を失ったとしても停滞は起こらないということなんだ。
(ここのところラファがディレクターズボックスから試合を見ていたことについて)あの高い位置からでは確かに違う視点で見られるね・・・しかし我々2人が同じグラウンドレベルから見ている時も、彼は私には見えないものを見ているんだ。だからあの場所でも変わりはないよ!
(ストーク戦後にリエラが、あの試合の結果に選手たちが打ちのめされていたことが、チームの進歩のものさしだったと発言したことを受けて)あれは現時点のチームを示すものさしだ・・・我々はアウェイに赴き、プレミアリーグの試合で1ポイントを獲得し、それに失望した。打ちのめされたという表現はちょっと強すぎるが、選手たちは激しく落胆していたよ。
我々は3ポイント全てを取りに行く。 しかしポジティブなものを得なくてはならない。あの試合は我々が求めていたようには行かなかった・・・試合をコントロールし、それを失った。しかし私にとってポジティブなのは、我々は1ポイントを獲得し、あれだけ何度も繰り返された相手のセットプレーから失点をしなかったことだ。
(チェルシーはタイトル争いから離脱したという、一部の専門家の意見について聞かれて)大勢の専門家が、リーグ優勝できるのはただ1チームだと言っている・・・そして私はそれには賛成しないね。1月にチームを除外することはできない。後ろばかりを気にしているわけにはいかない。自分たちのやるべきことをやるだけだ。」
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最近ひしひしとサミー・リーのありがたみを感じます。例えばパコがあのままアシスタントコーチを務めていたとして、彼がこういうラファ不在の間チームをまとめられたかどうか。もちろんとても優秀な人でしたが、彼はあくまでフィジカルコーチであり、プレミアリーグで選手としても監督としても経験のあるサミー・リーとは勝手が違っていたでしょう。ダービーにラファが間に合わないとしたら、彼にはこの大事な時期にもうちょっと留守役を務めてもらわなくてはなりません。
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無題
サミー・リーの前任はアレックス・ミラーさんなので、
パコかサミー・リーかという比較は違うと思いますが・・・
ちなみに、パコさんの後任もパコ(Paco De Miguel)さんです。
Re:無題
パコが突然去ってしまって、ミラーさんがアシスタントマネージャーに昇格するかと思ったんですが、結局不在のまま1シーズン過ごしました。それだけにサミー・リーが就任した時は嬉しかったというかほっとしたというか・・・。