カーソンの移籍について、リバプールは今季より昇格するストーク・シティとおよそ£4mで合意、後は本人とストークとの合意次第で移籍決定と報道されています。しかし、他のクラブも彼の獲得に乗り出しており、すんなり決定とはいかないようです。ストーク・シティの監督のコメントです。
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●トニー・プリス監督
(SKY Sports)「他にも1つか2つのクラブがこれに絡んできていると思うし、代理人たちはクラブ間を行き来している。我々はどう転ぶか見守るつもりだ。我々はオファーを出し、それが成立すれば成立、成立しなければ次に移るよ。
我々は大きな獲得を望んでおり、そうしなくてはならないし、そことは誰もが気づいていると思う。
彼(カーソン)は良い年齢で、彼が来てくれればこのフットボールクラブにとってすばらしい取引になるだろうと思っているよ。もし彼が来なければ、さっき言ったように、我々は次に移る。
彼はやって来ていろいろと見て行ったし、我々は話もした。私はここは良いクラブだと思う。我々はフットボールクラブを築き上げ、名声を築き上げようとしている。
絡んで来ている他のクラブは以前からプレミアシップに在籍しており、我々は23年ぶりの昇格だから、他のクラブよりもほんのちょっと不利かもしれない。それは受け入れ、やるべきことをやるだけだ。」
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他のクラブというのは、WBAとミドルズブラと言われています。カーソンは移籍の話し合いのため、スイスの合宿には帯同していないそうです。クラブが移籍金で合意した以上、どこかに決まるのは時間の問題です。しかし複数のクラブが獲得に乗り出しているならば、競合させて移籍金をもっと吊り上げるという方法もあるような気がするんですが、早々に合意してあとはカーソン本人に選ばせるんですね。商売が下手といえば下手とも言えますが、カーソンにしてみればその方がありがたいでしょう。彼のために敢えてクラブがそういう道を選択したんだ、と思いたいです。
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