レイナがセカンドキーパーであることの心境をLFCマガジンに語った内容が、公式HPに紹介されています。
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●レイナ
(公式HP)「たぶん、僕たち(スペイン代表)が最初の2試合に勝って既に準決勝進出を決めたら、僕は3試合目にプレーするチャンスがあると思う。集中をしっかりと保っておくことが重要なんだ。いつプレーに呼ばれるかわからないから、どんな時でも監督が僕を必要とする場合に備えておかなくてはならない。
もちろん、僕はスペイン代表にいることを誇りに感じている。しかし、カシージャスという僕とほとんど年齢が同じキーパーが同じ時にいるというのは、ちょっと不運だと思っている。彼はまだ最近28歳になったばかりで、しばらくの間トップレベルでプレーをしてきたし、これからも長い年月に渡って良い時を迎えるだろう。それは僕にとっては少し不運なことだけど、それでも代表チームに呼ばれた時はいつだって嬉しいよ。
それは、リバプールでもある意味で似たような感じだと思う。リバプールでのディエゴの立場よりも、スペイン代表に行った時の僕の方がはるかにやりやすいだろうけどね。僕はシーズンごとに何回か自分の国の代表に行った時だけだけど、一方でディエゴはまる1年を通して、自分が毎週ベンチにいるという状況に対処しなくてはならないんだ。それは、例えば月に一回だけ代表チームに出て行くよりもはるかに厳しい。
ディエゴのようなチームメートがいてくれて、僕は自分が本当にラッキーだと感じているんだ。彼はどんな時でも、一緒に練習をして僕に厳しくプレッシャーをかけ、僕の力になってくれている。彼は本当にすばらしいプロフェッショナルだよ。
(コンフェデレーションズカップが)親善試合の大会だって?僕たちは全くそんな風には捉えていない。僕たちは全ての試合を真剣に受け止めているつもりだ。自分の母国のためにプレーする時は、毎回いつでも真剣だよ。僕たちにとって親善試合はない。こういう公式の大会ではなおさらだ。」
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レイナはいい奴ですねえ。こういうセカンドキーパーが控えていて、カシージャスとスペイン代表は本当にラッキーだと思います。EUROでも言われていたように、彼はチームの「看護師さん」と呼ばれるぐらいの気配りの男ですから、スペイン代表にとって欠かせない存在でしょう。彼のことを一番の親友だと言う代表選手は、知っている限り、ビジャ、シルバ、カソルラ、そしてもちろんトーレスがいます。大会のついでに、3人のうち1人ぐらい誘惑してレッズに連れて来てくれないでしょうか(笑)。
(※追記)シルバが親友というのは勘違いだったようです。
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