リバプールエコー紙に、アルベロアが自身とトーレスについて語っています。
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●アルベロア
(Liverpool Echo)「彼(トーレス)はマドリードの巨大なライバルだったよ。僕は彼と3回対戦し、そのうち2回は僕はレアル・マドリードで、1回はデポルティーボでだった。結果は僕の2勝1分だった。
しかし、レアル戦では彼はあまり幸運ではなかったと思うよ。ディフェンダーにしたら、フェルナンドと対戦するということは大きな問題が起こるということだからね!
彼は本当に優れたストライカーだ。僕は彼がイングランドにこれだけ早く適応したことについて、驚いてはいない。フェルナンドは、プレミアリーグでやっていくために完璧な特徴を持っている。フェルナンドはスペインよりもここでの方が多くのゴールを記録するだろうし、彼のパフォーマンスはもっと良くなるだろうと思う。彼の特徴はプレミアリーグの方が適しているからね。
彼はとても強い。彼はファイターなんだ。自信を持っているし、すでにゴールをいくつか決めている。それは彼にとってとても重要なことだ・・・そして僕たちにとってもね。
(自分がコンスタントに使われている秘密は、と問われて)秘密なんて何もないよ。でも自分がこれだけ多くの試合に使われているというのは、僕にとってとても重要なことだ。自分がうまくやっているという証拠だよ。それは自信を与えれくるという意味で、個人的に重要なことだ。
マルセイユ戦に出なかったのは、2週間で5試合プレーして休みが必要だったからなんだ。18日間で6試合を、100%の状態でプレーするのは無理だ。でも僕はできる限りプレーしたい。僕が超人だからだって?違うよ(笑)。
しかし今は毎週プレー出来ているから、僕は自信を持っている。毎週プレーしていなければ、良いコンディションを保つのはもっと難しくなるからね。サイドバックのポジションというのは上下の動きを必要とするから、フィジカルコンディションがとても重要なんだ。
僕は右サイドバックで、(左より)右サイドでプレーする方が得意だ。しかし今は左でプレーしているし、そこでとても気持ちよくやれているよ。試合毎にうまくなっているし、何より僕はプレーしたい。どこであろうとやるよ。
僕の左足もなかなかのものだよ。それにだんだんうまくなっているしね!しかし今は何よりプレーがしたいんだ。
(昨シーズンのホームでのバルセロナ戦は)すばらしい試合だった。僕たちはすでにカンプ・ノウで2-1で勝利していたけど、バルセロナとの対戦はいつだって厳しい試合になる。僕たちはカンプ・ノウでは本当に良いプレーが出来た。しかしセカンドレグでは、試合終了近く、確か80分くらいの時だったと思うけど、バルセロナは波状攻撃を仕掛けて来た。そしてサポーターが"You'll Never Walk"を歌ったんだ。あれは感動的な瞬間だったよ。僕は、大丈夫だ、バルセロナが今僕たちを破るのは不可能だと思った。もしも彼らがあと1ゴール上げていたら、勝ち進むのは彼らだったんだけど、僕はこの観衆の前でそれは不可能だと思ったよ。あれはすばらしい思い出だ。
僕はここでの暮らしを楽しんでいる。ここ2、3週間に僕たちのパフォーマンスがなぜ落ち込んでしまったのか、僕にはわからない。しかしローテーションのせいではないよ・・・理由はわからない。
スパーズ戦で僕たちは、ディフェンスで二つの大きなミスをしてしまった。でも自分たちが2-0のリードに出来るチャンスも2、3回あったし、もしもそのチャンスをものにしていたら試合を決めていただろう。
しかしシーズンはまだ早い段階だ。僕たちはプレミアリーグのタイトルは可能だと考えている。可能性もチャンスもあるけど、タイトルのためにファイトすることが必要だ。タイトルを獲るためには戦わなくてはならないし、僕たちはそれを勝ち取りたい。」
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今シーズンはほとんど毎試合使われている彼ですが、体調は良いようですね。インターナショナルブレークがちょうど良い休養になっているのかも知れません。来週末から厳しい試合が続きますので、メルウッド居残り組にはぜひともがんばって欲しいと思います。
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