ウィガン戦でゴールを決めたベナユンと、両監督のコメントです。
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●ベナユン
(テレグラフ紙)「試合を見ていてすごくフラストレーションを感じたよ。僕たちは3つか4つのチャンスを外して、今日はゴールが入らない日なんじゃないかと思ったくらいだった。フェルナンドはいくつかチャンスを外したけど、僕は彼は本当に良いプレーをしていたと思う。彼が僕たちにとってどれほど強力な選手かは、誰もが気づいているよ。
一番大事なことは、たとえ僕が10分かその位のプレーだとしても、自分がどれだけの力があるかを証明し、こういう風にチームに貢献することだ。僕は理由があってここへやって来た。それは、今回のようなゴールの瞬間を提供するためだ。
(SKY Sportsより)僕はここに来る前から、自分がスタンドかベンチに座るビッグゲームがあるだろうということはわかっていたよ。ローテーションについてずいぶんあれこれ言われていることは、僕たちは知っている。しかしプレスが言っていることを聞くのではなく、僕たちは監督のいうことを聞くよ。彼を尊敬している。
(チェルシーの監督に就任したアブラム・グラントについて)彼は優れた監督だよ。しかし僕は批判についても理解できる。モウリーニョというビッグネームが去ってしまい、誰もアブラム・グラントのことを知らないんだからね。しかしみんな忍耐を持って、彼に自分自身を証明するための2ヶ月間を与えなくてはならない。そしてもし結果が良くなければ、そこで初めて人は彼を批判ができる。
まだ彼はスタートをしたばかりだ。僕は彼を信頼しているし、あそこで成功できるという確信があるよ。チェルシーは必ず彼のもとでもっと良いプレーをできるだろうし、彼に必要なのは時間だけだ。」
●ラファ
(Liverpool Daily Post)「私は彼(ベナユン)をこういう試合のために連れて来たんです。解決策を見つけようと努力している時には、創造性と能力を持ち合わせた選手が必要であり、ヨッシは私たちにそれをもたらしてくれます。
私は、彼があらゆる試合でベンチスタートになるだろうとは言っていません。たまたま今回の事例では、私は変化を望んでいたということです。ヨッシは先日の夜(カーリングカップ対レディング戦)でプレーしており、私は疲れのない選手を必要としていましたので、ペナントでスタートしたんです。
私たちはいくつかチャンスを作っており、スペースの空いた試合にするためにはそれを決めることが必要でした。それが出来なかったために、私たちは違う技術を持つ選手を入れることが必要であり、ヨッシは良くやってくれました。まさに完璧でしたよ。」
●ハッチングス監督
「(アガホワのゴールに対するオフサイドの判定について)一人二人の人間が私に何が起こったかを話したが、何かはっきりとコメントする前に、まず自分自身でそれを見てみる必要があるね。
私は自分たちのどの決定機も最後にはネットに入ると期待していたので、そのことについてはあまり嬉しくはなかったよ。何で入らなかったのかわからないね。だから我々のパフォーマンスには喜んでおり選手たちはすばらしかったが、一方で結果には非常にがっかりしているよ。
我々の守備のやり方、そしてボールのパス回しは満足できるものだったと思う。それはまさに私たちがやろうとしているものだった。彼らが3ポイントを奪うために変化をつけたやり方、そこから我々はポジティブなものを得ることが出来る。そして彼らがそれをやり遂げたことは賞賛に値するよ。」
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ベナユンはアブラム・グラント監督とイスラエル代表チームで一緒にやったことがあるそうです。コメントを読むと、ベナユンも良い人ですね・・・。ラファは彼に、今までルイス・ガルシアがやっていたような仕事を求めているんだと思います。ルイガルは何かやってチームを救ってくれる、そう期待させてくれる選手でした。土曜の試合で、ベナユンはまさにそういうプレーを見せてくれたと思います。
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