「がんばってます」byラファ

ラファがLFCマガジンに語ったコメントが、公式HPに紹介されています。
-------------------------------------
●ラファ（公式HP）
「私たちは、チームの背骨をキープするために懸命に努力をしています･･･それは常に考えていることです。

私たちにはナンバーワンゴールキーパーとしてペペ･レイナがおり、彼の後ろには、もう一人の優れたゴールキーパーであるディエゴ･カバリエリが控えています。そしてシュクルテル、キャラガー、アッガーという優れたセンターバックがいます。
中盤に目を移せば、アロンソ、マスチェラーノ、ルーカス、ジェラードがいます。前線にはトーレスがおり、これからが非常に有望なエンゴグがいます。私たちは良い戦力を有しており、まだ若いですから、上手く行けばさらに進歩できます。

私たちは、まだ特定の場所に進歩が必要だということをわかっています。この夏の間にそれをやるべく、懸命に努力するつもりです。

私たちが最初にここにやって来た時には、全てをわかっているわけではありませんでした。今は、非常に大きな違いを作ることが可能なささいなことがわかります。今はそういうことをもっと正確に理解しています。選手を獲得するもっと上手いやり方や、試合や異なる大会へのより上手いアプローチの仕方などです。イングランドでのこの競技のルールやスタイルを、今ははるかに良く知っています。

タイトルにチャレンジを始めるまで、私たちにかかったほど長い時間を必要としない場合もあるかもしれません。しかし、他のチームが非常に強力である場合、難しさは格段に増します。素早く進むことは出来ますが、相手も自分たちと同じぐらい早く進むなら、それ以上に早く進まなければなりません。それをやる唯一の方法は、毎回適切な選手の獲得を試みることです。

サミ･ヒーピアが去り、私が前任者から引き継いだ時からいる選手は二人だけになりました･･･スティーブン･ジェラードとジェイミー･キャラガーです。
多くの仕事が必要なクラブにやって来るということは、多くの変更を必要としていないクラブに来るのとは非常に大きな違いがあります。私がここに来た時には、チェルシーとユナイテッドは既にトップクラスの選手たちが揃った大きな戦力を保有していました。彼ら双方ともその後も多額の資金を費やし、大きな進歩をしています。
私たちはそれだけの資金を使うことはできませんでしたが、現在の選手団のレベルを5年前と比べてみてください。私たちは、選手団全体を改めて築くことに大きな努力を払わなくてはなりませんでした。
『リバプールは金を使っているんだから、優勝すべきだ。』と言えるような事例ではないんです。他のクラブも資金を使いつつ、最初からもっと優秀な選手団を有していました。私たちが差を詰めるためには物事をほとんど完璧にやらなくてはならないというのは、それが理由です。

シーズンの初めから終わりまで順位表の首位に迫り続けるということの意味を、私たちは共に学びました。それは間違いなく、私たちのこれからの力になります。」

-------------------------------------
この発言は、各メディアに「ラファ、アロンソを売らないとコメント」と大きく取り上げられています。ベナユンは？バベルは？と名前が挙がらなかった選手たちが気になるところもありますが、ラファがサイドを強化ポイントと考えているらしい、というのがなんとなくわかりますね。それはもう何年もに渡っての課題なんですが、真ん中はきっちりと背骨が定まった今年は、どーんどそこに資金をつぎ込んでくれることを期待しています。その資金があるのか？という疑問については、どうやら一人ぐらいならワールドクラスを買える予算がありそうなので、それでなんとか。