3月29日に
公式HPに掲載されたインタビューです。長いので二つに分けました。
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3月29日 Paul Eatonによるインタビュー
Interviewer:個人的には今シーズンはどうですか?
Stephen Warnock:スタートはとてもよかったよ。シーズンの始まりには僕はチームの一員で、それはすばらしかった。物事はとてもうまく行っていたんだ。僕はちょっと予想外だったイングランド代表にも呼ばれた。でもそれからちょっとチームからも代表からも外れてしまった。そしてまた戻って、また外れて。止まってはまたスタートって感じのシーズンで、少しフラストレーションがたまってるよ。
Int:もっとたくさんの試合でプレーしたかったですか?
Steph:チームでシーズンが始まったとき、僕は自分の場所をしっかり固めてポジションを取ろうと真剣に考えていた。夏の間に僕は、シーズンに向けてそういうプランを立てていた。そして、それができるだけの能力が自分あるとわかっていたんだ。思ったよりプレーできなかったのにはがっかりしているけど、それは監督の選択だし、彼が決めたことだからね。
ボスはローテーションさせるのを好むから、クラブには週末ごとに変わる選手が何人かいる。彼は試合ごとに何かをちょっと新しくしようとするから、長い期間ポジションをキープしておくのが大変なんだ。見方を変えれば、彼が自分を外すことをできる限り難しくしなくてはならないっていうことでもある。
Int:一部のファンはあなたのことをまだ若手選手だと思っています。でも、24歳の選手として、あなたは自分を経験を積んだファーストチームの選手だと感じていますか?
Steph:僕はもう若手じゃないよ。みんな僕がアカデミーから上がってきた選手だと知っているから、若手に見えるのかもしれないね。彼らはひょっとしたら、僕が怪我のせいで数年間キャリアを中断していたり、ローンに出されていたことを忘れてるのかもしれない。僕はできるだけレギュラーでプレーしたいし、もしチャンスを貰ったらそれを掴まなくてはならない。僕は自分が何をしなきゃならないかわかってるよ。
Int:ここ10試合で、あなたはスターティングメンバーが3試合、ベンチが3試合、残りの4試合がベンチ外でした。2週続けて召集されるかどうかわからないとうのはどのくらい難しいものですか?
Steph:フラストレーションはたまるけど、それは僕だけじゃないからね。メンバーに名前がなかった時はすごくがっかりするけど、次の練習をまた力一杯やって、次の週のゲームには絶対にメンバーに入ってやろうって気になるよ。僕はいつでも自分自身の力を証明したいと思っている。それが僕自身で、僕のやり方だ。召集されるかどうかわからないことにフラストレーションを感じるのと同じだけ、それに対処する方法を学んだよ。いつでもプレーしていたいから、召集されないのはおもしろくない。僕はそういうタイプの人間なんだ。一部の人たちはそれに満足して、「OK」と言って家に帰るかもしれない。でも僕はいらいらする。僕は不満を抱えて家に帰る。また、そうでなくちゃならないと思っている。
僕はここ何週間で、アーセナル戦とベンフィカ戦ではスタメンだった。それは、監督が僕をビッグマッチ要員として考えているということを意味する。大きな励みになるよ。
Int:あなたがレギュラーではないということが、もっといいプレーを見せなくてはというプレッシャーになりますか?
Steph:もちろん。僕は自分が、毎週メンバーに入れるだけのいい選手だと証明したいと思っているからね。僕は監督に、自分が前のゲームに出ていないから、十分な準備ができていないとかフィットしていないという風に思って欲しくない。
ある週はプレーし、次の週はプレーしないというやり方は難しいけど、僕たちは監督ともうほとんど2シーズン一緒にやってきたから、彼のやり方をわかっている。チームの成績が彼が正しい理由でやっていると証明しているから、それについて文句は言えないね。
Int:この間のニューカッスル戦、左サイドバックでのあなたのパフォーマンスが大変賞賛されていましたね。今シーズンのベストのプレーでしたか?
Steph:あれが僕のベストパフォーマンスかどうかはわからないな。多分そうだろうね。あの日はチームとして良く機能していたし、システムもうまく行っていた。僕とダニエル・アッゲルとハリー・キューウェルは一緒にうまくプレーした。あんなふうにチーム全体がうまく機能している中にいるのは楽しかったよ。
僕はいつでも自分のベストを出して、それがチームにとって十分なレベルに達していることを願っている。もしも足りない時があったとしたら、僕は頑張り、トライし続けるよ。
Int:左サイドバックのポジションは好きですか?
Steph:あのポジションは運動量が必要だから、良くフィットしていなくてはならない。4、5ゲームもすれば、いつ前に出ていつ前に出てはいけないかが判断できるようになる。あんまり前に出すぎるとへとへとに疲れちゃうけどね。ニューカッスル戦は本当に楽しかった。僕たちはどんどん攻撃でき、僕は前に出るのが本当に好きなんだ。
Int:クラブがこの夏に左サイドバックのファビオ・アウレリオと契約したがっているという報道を読んで、どのように感じましたか?
Steph:このクラブは常に新たな選手と契約を交わし、常に競争があるんだ。去年の夏、クラブはボロ・ゼンデンと契約をし、左サイドの選手たちは競争相手が一人増えたことをわかっていたよ。もし今年の夏に左サイドバックが入ってきたとしたら、自分のレベルを上げてベストを尽くせばいいだけの話だ。リーセ、トラオレ、キューウェルもきっと同じ事を考えていると思う。アウレリオは中盤もできるらしいからね。彼の加入が全ての左サイドの選手たちのベストを引き出すとしたら、それは僕たちの利益になる。
Int:それでは、監督が彼の良く知っているあなたと同じポジションの選手を連れてきても、気にならないということですね?
Steph:僕はそういうプレッシャーと挑戦の中で成長する。それが唯一できることさ。もしもくじけてしまったら何も得られない。競争があるのなら、選手として成長するためにもっと頑張るだけだ。
Int:移籍のうわさがあなたを悩ませたりしますか?
Steph:結局のところ監督が決めることだからね。彼はクラブの未来のためにどうするかを決断しなきゃならない。彼が誰とサインするかは僕の範疇にないからね。どんな選手が入って来ても、僕が彼らよりも上だってことを見せるだけさ。僕は、自分がこのチームの中で、彼らと一緒か、または彼らに代わってプレーするのに値する選手だということを見せたいと思っている。
僕は毎日新聞を読まないし、どんなうわさがあるとか監督が何をしようとしているかといったことをいちいち気にしない。トレーニングに向かうことに集中し、ボスに僕が十分に力のある選手だってことを見せるだけだよ。
スティーブン・ワーノックインタビュー Vol.2へ続く>>
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