ピーター･クラウチAWARDS 2007

公式HPより、毎年恒例のAWARDS2007です。今年はキャラガーに代わってクラウチが選んでいます。
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今年も再び、ラファのチームの一人にゴングを手渡し、彼のチームメートたちの真実の姿を暴露してもらう時期がやって来ました。
昨年はホセミとクレイグ･ベラミーがジェイミー･Cのスカウスウイットの餌食になりましたが、今回は我々はホスト役をクラウチーに委ねました。
ジャーメインは見ないでください･･･

- 年間最優秀選手は？

「他の誰かを探そうと頑張ってはみたんだけど、スティービー･G以外の誰かにその賞を贈ることは考えられないね。一年を通して、彼はリバプールのためにすばらしい仕事をしてくれた。」

- 若手年間最優秀選手は？

「これは難しいね。でもこのチームに入ってきたばかりの選手たちを見てみれば、ナビル･エル･ザハルとジャック･ホッブスを挙げなくてはならないね。ジャックは明らかに、選手として大きく成長している。彼は、必要とされればいつでもサミの代わりに入れるようだ。」

- 最も成長した選手は？昨年は、キャラはあなたを選んでいました。

「ジェイミーにありがとうと言うよ･･･でも僕がその前の年はひどかったってことだから、そう言っていいのかどうかわからないけどね。もう一度、僕はジャックが最も成長したと言うよ。彼はファーストシーズンから努力を続け、今は本当に良くやっている。」

- 影のヒーローは？

「間違いなくスティーブ･フィナンだ。彼は1年を通して安定した、僕たちのベストプレーヤーの一人だよ。僕は、彼は年間最優秀選手の候補の一人でもあると思う。彼はとても過小評価されているディフェンダーで、チームにいてくれてすばらしいと思える選手だ。」

- 今年のベストゴールは？

「昨シーズンのニューカッスル戦の、シャビがハーフウェイラインから入れたのは良かったね。それからスティービーもいくつか候補になるようなゴールを決めている。シャビにしようかな。」

- 今年のベストチームパフォーマンスは？

「勝利をもぎ取ることが必要だった、アウェイのマルセイユ戦と言わなくてはならないんじゃないかな。あれはものすごく重要な一戦だった。僕たちがものすごく良いプレーが出来た、ダービー戦の大勝利もあるね。それからもちろん、今年はじめのカンプ･ノウでのバルセロナ戦もある。」

- 最も激しいリバプール選手は？

「モモは足を入れてくるのが好きで、トレーニングでさえそうだよ。彼はちょっと無鉄砲だね。スティービーとキャラもタックルをしてくるのが好きだ･･･でも、モモを選ぶよ。」

- 一番練習を頑張った選手は？

「ペペは長い時間練習に出て、良くトレーニングしている。それでもキーパーは選べないな、キーパーの練習は軽いからね。おそらく、スティービー･Gのような誰かを選ぶよ。彼は試合と同じように練習でも頑張るからね。ワーストは誰かって？ロビー･ファウラーが候補に上がるだろうね、ディディ･ハマンと同じようにね。でも正直なところ、今は練習をしっかりやる選手ばかりだよ。」

- チームで最もおもしろい選手は？

「さあ誰だろう･･･面白い人間が何人かいて冗談を言い合う、それはいつでも良いものだ。ジャーメインは何人かを笑わせているよ･･･彼はキャラとペペと並んでトップクラスだね。ジャーメインにするよ･･･彼はいつも更衣室でやかましいし、何かいたずらを狙っているよ。」

- それは彼のジョークのためですか？

「いやいや違うよ、彼のジョークが面白いんじゃないんだ。僕たちはたぶん、彼と笑うというより彼のことを笑っているよ。」

- 今年一番おかしかった瞬間は？前回は、ペペが練習中にゴールキックを蹴って、それがラファに当たって彼を地面にノックアウトした瞬間でした。

「（爆笑）あれは面白かったよ。今年に面白かったことの一つは、コーチングスタッフがスペイン人対英国人に分かれて屋内外兼用ピッチでプレーした時の、Smally（クラブのマッサー、Paul Small）だね。彼が、シューズのひもを引きずりながら中盤でプレーしているのは面白かった。」

- チームで最もいい人は？

「いい奴は山ほどいるよ。ジャックはすばらしい男だし、サミ（ヒーピア）もいい奴だ。でも僕はダニー･アッガーに贈ろうかな。彼はピッチの上ではかなりの強面だけど、ピッチの外ではすばらしい奴なんだ。」

- 理想的なルームメートと、悪夢のチームメートは誰でしょう？

「僕たちはよく入れ替えをするんだけど、スティーブ･フィナンと僕はかなり一緒になるんだ。彼は申し分ないよ。変な習慣もないしね。悪夢の方は簡単だね･･･ペナントだ。彼は遅くまで起きているし、朝は起きられないんだよ。何度か彼を起こさなくてはならなかったのを覚えている。彼を朝食に連れて行くために、僕は彼を揺さぶったよ。彼は2度ほど『行かない、行かない』なんて言ってたね。結局僕は彼を文字通り引っ張り起こしたよ。彼はいい奴だし陽気な奴だけど、ルームメートとしてはそうじゃないね。」

- パブクイズで自分のチームに入れたい人は？

「もしフットボールに関してのクイズなら、間違いなくキャラだね･･･いつでもね。彼はこの競技のことなら何でも知っている。一般的な知識のクイズなら、これは悩むね。たぶんヨッシ･ベナユンだろう。彼は自分の面倒を見られる人間だと思う。チームの中で最も賢い選手の一人だ。」

- では、自分のチームに入れたくない人は？

「僕はここでペン（ペナント）のことをボロクソだけど、彼を外すことは出来ないよ。彼以外にない、ジャーメインだ。」

-　チームで一番の不平屋は？

「キャラだね･･･これは簡単だ。彼はピッチの上の勝者で、僕たちをまとめている。スティービーはキャプテンだけど、キャラも彼に近い仕事をしているよ。彼はコーチングスタッフや選手たちにがみがみ言うのが好きなんだ。彼とキットマンのGrahamが一番の不平屋だね。彼らが一緒に何か言うことはないよ、しかしもしも誰かがGrahamにシャツとかユニフォームキットの何かをくれと言ったら、彼はその人間が誰かでも殺して来たような目で見るんだ。それがキットマンなんだよ！」

- ヘアスタイルが最悪なのは？

「キャラは昨年僕だと言ったけど、それが僕なんて考えられないね。僕は自分の今のbarnetに完全に満足しているよ。新加入した選手たちの何人かは、そりゃもうひっどいね。アンドリー（ボロニン）はあのポニーテールで、間違いなくトップクラスに挙げられるよ。僕たちは彼にシーズンの終わりまでには切れよと言い続けているんだけど、彼はものすごくあの尻尾が気に入っているようだ･･･彼があれを切り落とすとはちょっと考えられないね。レトとルーカスは二人とも、入って来ては自分の髪にずいぶん時間を使っているよ･･･今年入ってきた選手たちの何人かは、ヘアスタイルに関しては悲惨だね。」

- 彼ら皆が、いつも鏡を覗き込んでいるんですか？

「今は鏡は全く忙しい場所だよ。フェルナンドもやたらとそこにいるけど、でも最悪のヘアスタイルはボロニンで決まりだ。」

- ベストダンサーは？昨年はあなたでしたが、今年も再び？

「僕は仲間と一緒に何度かカラオケに行っているんだけど、自分が歌う時はいつでもちょっと動きをつけるのが好きなんだ。僕を超える人間は実際見当たらないね。今年は僕を受け継ぐ人間は誰もいないよ。」

- ベストドレッサーは？

「ジャーメインのことをずいぶん叩いたから、彼を選ぼうと思う。彼はかなりのスマートなドレッサーだ。モモもワードローブにいくつか服を持っているね。モモの服は色彩が豊かで、ちょっと光り物も入っているよ。」

- ワーストドレッサーは？

「ジブリル･シセはもうクラブを去ってしまったね。ちょうど今朝のことで僕はまだ何も彼に言ってないんだけど、アルバロ（アルベロア）が赤い皮っぽいダウンジャケットを着て入って来たよ。その一つで彼はこの賞を受賞だね。トレーニングの後で、僕は彼にあの服のことを話すよ。」

- 最も見栄っ張りの選手は？

「難しいね。鏡の前で使っている時間を見るなら、ルーカスが候補だ。」

- 最も音楽の趣味が良いのは？

「スティービーが最近ドレッシングルームにiPodを持って来ていて、僕は彼の選曲が本当に気に入っているんだ。彼がこの最も趣味の良い賞を受賞だ。もちろん彼はティンバーランドやジャスティン・ティンバーレイクみたいな最新の曲も入れてくるんだけど、80年代のナンバーも入っている。僕はそれの大ファンなんだ。」

- ワムとかですか？

「（笑）うん、ワムばっかりじゃないけどね。僕が今は全く思いつかないような古い時代のやつもあるよ。」

- では最も音楽の趣味が悪いのは？

「たくさんの人間がバベルと言うだろう。彼は更衣室でラップをかけるからね。しかし正直言えば、僕はあれがすごく好きなんだ。みんなの総意に従うならライアンだろう。」

- 対戦して最もタフな相手は？

「僕はジョン･テリーと対戦したし、彼とリオ･ファーティナンドが最もタフな対戦相手と言えると思う。彼らがフィットしていれば、イングランド代表ですばらしいパートナーシップが築けるだろう。」

- ベストのアウェイファンは？

「ヨーロッパのアウェイでの僕たちのファンはすばらしいけど、僕たちの所に来るファンのことを言っているなら、ニューカッスルファンは大挙してやってくるし、彼らはかなり声が大きい。アウェイでの彼らはものすごくやかましいよ。」

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今年はクラウチの毒舌炸裂です！ペナントが不憫だ（泣）。しかし朝起こしても起きないって、小学生ですか。やっぱり憎めないキャラですねえ。
クラウチはダンスで勝ち誇り過ぎ（笑）。フィナンは影のヒーロー賞を3年連続受賞です。
ホッブス君は本当にナイスガイのようで、昨年はキャラに良い人賞に選ばれ、「世界一いい奴で、たぶんいい奴過ぎる」と言われています。エコー紙のTony Barrettのコラムでも、「メルウッドで彼のことを良く言わない人間は誰もいないし、ボルトン戦のリーグデビューはクラブの全員が喜んでいた。物腰が完璧に礼儀正しく、現代フットボールではお目にかかれないくらい」と書かれていました。アッガーのように、ピッチの上では誰にも負けない強面、ピッチの外では良い人、そういう選手に成長してレッズをこれから長く支えて欲しいですね。